これから一人暮らしを始めたいという女性にとって、物件選びは大切です。特に初めての一人暮らしの場合には、どんなお部屋がいいのか物件を探す段階からわからないことが多いと思います。
そこで、初めての一人暮らしをする方におすすめ、物件を選ぶポイントや、物件探しで覚えておいて欲しいことをご紹介します。
それぞれのメリット・デメリットを比較して、物件を探す参考にして下さい。
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女性の一人暮らしの部屋は1Rや1Kが人気
広い家にゆったりと好みのインテリアで統一して住むのは理想ですが、現実は理想通りにはならないことが多いです。
一人暮らしの女性に人気の部屋
新しくて駅近物件や広い物件は家賃も高くなってしまうので、バランスを考えると1Rや1Kがお勧めです。
1DKや1LDKも一人暮らしに充分な広さで快適に生活出来ますが、その分家賃が高くなりがちなので、経済的に余裕がある人は検討しても良いでしょう。
1Rと1Kは、実際に内見するとそれ程違いを感じない場合もありますが、キッチンと居住空間が分かれているかどうかで違いが確認できます。1Kはキッチンと部屋の間に扉などの仕切りがあったり、空間が区別できる状態の部屋になっています。
女性の一人暮らしで部屋を選ぶポイントは
女性が一人暮らしをするなら間取り以外には家賃とセキュリティ、周辺環境や通勤時間等の立地は必須チェックポイントです。
家賃に掛けられる予算が少ないとどうしてもどこかは妥協しなければいけなくなるでしょう。
しかし、安易に予算を上げると後から自分の首を絞めてしまうことになりかねません。
地域によっても家賃相場が変わるので、予算を上げるよりも先に物件を探す範囲を変えたり条件を変えて探しましょう。
内見をするときは部屋の間取りやデザインなどに気を取られてしまいますが、共用スペースを確認することで住人の民度や管理会社の管理具合を推し量ることが出来ます。
また、新居の周辺環境のチェックも忘れずに行ってください。周辺環境はセキュリティチェックの一環でもあります。
女性の一人暮らしに多い1Rの部屋のメリット・デメリット
どんな部屋を選んでもメリットとデメリットは存在します。女性の一人暮らしにお勧めの間取りである1Rも同じです。
1Rのメリットは、平米や専有面積が同じ位の他の間取りと比べると家賃が安めの物件が多いです。家賃を少しでも抑えたい人は候補に入れておくのがお勧めです。
ただ、扉などの仕切りがないので、作りによっては玄関ドアから室内が丸見えになってしまうことがありますが、気になる場合は玄関のところにカーテンなどを設置することで丸見えを防止出来ます。
キッチンとの間に扉が無いため調理中の臭いが部屋に充満してしまいやすいのも1Rのデメリットです。調理中にはしっかり換気扇をまわすようにしましょう。
1Kの部屋のメリット・デメリット
1Rと同じく、1Kにもメリットとデメリットがあります。
1Kのメリットはキッチンと居室の間に扉があったりはっきり空間が分かれているため、部屋にメリハリを持たせやすいです。空間ごとにインテリアのテーマを変えることも可能ですし、一人暮らしの物件のキッチンは狭いものが多いのでごちゃつきがちですが、空間が分かれていれば気になりにくいです。1Rのデメリットである調理中の臭いも、部屋に充満しにくいです。
バストイレと居室の間に扉があったり、少し距離が離れる間取りが多いため、使用中の音や臭いも気になりにくいのも1Kのメリットです。
1Rが仕切りがなくて空間が広く感じるのに対して、1Kは仕切られているため狭く感じてしまうことがあります。閉塞感があると感じてしまう人もいると思いますが、空間が分かれている方が生活しやすいという人も多いです。
また、同じ広さでも1Rよりも家賃が割高な物件が多いのはデメリットでしょう。
間取りでよく使われる表記の意味
最初に一人暮らし向け物件の間取りの説明をさせていただいたので、間取りを表す表記は大体理解していただけたと思います。1LDK等の最初の数字は部屋数を表していますので、2Kや3DK等の間取りもあります。
ちなみに、DKとLDKの違いは、ダイニングキッチンの部分の広さで区別されているのが一般的です。8畳以上あればLDKとなるため、1DKとなっていても1Kに近いような物件もあります。
部屋の外に面した部分にPSやMBと書かれている部分があることがありますが、これはメーターや配管が入っているスペースです。
なお、一人暮らしをするときにチェックしたいのは、間取り図や家賃だけではありません。部屋を借りるには初期費用がかかります。
大家さんや管理会社にお礼として支払う「礼金」や退去時の修繕費等に当てられる「敷金」、不動産屋さんに支払う「仲介手数料」、入居時または退去後の室内クリーニング費用、火災保険料等のお金が必要になるのが一般的です。
また、毎月の出費は共益費や管理費、町内会費など家賃以外にも必ず支払わなければいけない物件もあります。