一人暮らしだと野菜を買ってきても、使いきれずにダメにしてしまった、という経験がある方も多いと思います。
そのうち使おうと思っていた野菜が、気付くと冷蔵庫の中でしんなりしてしまったり、変色してしまったり…。
野菜を長持ちさせるためには、保存の仕方にもコツがあります。
そこで、野菜を長持ちさせる保存方法をご紹介します。
また、使い切れなかった野菜は、冷凍保存しておくと、ムダにせずに使いたい時にすぐに使うことができます。ぜひ冷凍保存も覚えておくと便利です。
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一人暮らし向け野菜をムダにしない保存方法。常温保存できるもの
使う予定で買った野菜でも、急に外食することになってしまったり、夜遅い帰宅になって弁当を買ってしまったりする日があると、すぐに傷んでしまいますよね。
一人暮らしで野菜をムダにしないためには、買い置きする野菜選びにもポイントがあります。
もやしのように数日で傷んでしまう野菜は、急な予定に対応しにくいですよね。
しかし、じゃがいもやさつまいも、玉ねぎなどは常温での保存が可能で、数日で傷んでしまうような事もありません。
常温保存が可能な野菜は日の当たらない風通しの良い場所で保管するのが基本です。
じゃがいもは新聞紙を敷いたダンボールに並べて、上からも新聞紙を被せて保管します。さつまいもやたまねぎは1つずつ新聞して巻いてから、箱や袋に入れて保管しましょう。
かぼちゃの場合、1つ丸ごとならそのままの状態で保管できます。
また、洗ってしまうだけでも常温保存出来なくなりますので注意しましょう。
洗ったりカットした野菜は、冷蔵庫で保存して早めに食べきるようにしてくださいね。
一人暮らしだと食べきれないことも、キャベツの保存方法
生のままでも火を通しても食べやすいキャベツは、一人暮らしでもよく買う野菜の1つでしょう。
しかし、一人の場合にはカットキャベツでも食べ残してしまうことでしょう。
ですが、カットしたキャベツはたとえ乾燥を防いであげたとしてもさほど長持ちしません。
翌日食べきるのなら問題ありませんが、数日保存する予定であれば、冷凍してしまう方がおすすめですよ。
冷凍すると生キャベツとは食感が異なってしまうのでサラダには向きませんが、炒め物や汁物などに向いています。
火が通りやすく味もしみやすいですし、カット済みなので調理の時短にもなりますよ。
カットしたキャベツは傷みが早くなってしまうので、生で食べる分を残して残りは冷凍保存してしまいましょう。
キャベツをすぐに調理に使える大きさにカットしてから、1食分ずつ袋に入れて冷凍します。
調理する時にそのまま炒めたり、煮たりできますよ。
メニューに合わせて上手に保存すれば、いろいろなキャベツ料理を楽しめます。
野菜の保存は乾燥させないことが大切、大根の上手な保存方法
一人暮らしでムダにしやすい野菜、次は大根の保存方法をご紹介しましょう。
大根も1本で購入した方が安く済みますが、量が多く一人暮らしではムダにしやすい野菜ですよね。
一本丸まま購入した大根は、葉っぱもついていますよね。
そのままにしておくと、葉っぱに栄養や水分を吸い取られて大根に「ス」がはいってしおれる原因になってしまいますから、購入したらすぐに葉っぱ部分より少し下から切り落とすようにしましょう。
切り落とした葉っぱも刻んで味噌汁に入れたりふりかけにして美味しく頂くと、さらにムダを省くことが出来ますよ。
大根も冷凍保存が可能です。
短冊切りやいちょう切りなど小さめにカットして冷凍するのがおすすめです。
冷凍した大根を使う時も、解凍はせずにそのまま調理に使えますから、料理にあわせてカットし、1回分ずつ小分けにして冷凍するのがおすすめです。
一人暮らしの食費節約法、野菜は保存方法で日持ちが変わる
一人暮らしで野菜を無駄なく使い切るには保存方法がとても重要になります。
特にトマトや葉物野菜など、鮮度の落ちやすい野菜はきちんと保存することで日持ちがかなり変わってきます。
野菜の上手な保存方法
- トマトは夏野菜ですから、寒い場所は苦手な野菜です。
しかし、だからといって20度以上の室内で常温保存してしまうと、すぐに傷みだしてしまいます。
20度以下であれば常温で、20度を超える場合には冷蔵室内の温度でもトマトが耐えられるように、キッチンペーパーや新聞紙などで包んでから袋に入れて保存しましょう。 - ほうれん草や水菜などの葉物野菜は、買ってきたままの状態ではすぐにしなびてしまうので、根元部分を湿らせたキッチンペーパーでくるんでから密閉袋にいれて冷蔵保存します。
多少保存期間は伸びますが、長期の保存は出来ません。
加熱して食べる予定であれば、カットして冷凍保存すると良いでしょう。 - レタスも乾燥するとすぐにしなびてしまいますから、キャベツのように芯をくり抜いて湿らせたキッチンペーパーを詰めてから袋にいれて冷蔵庫に入れてくださいね。
ただし、金属にふれるとそこから赤く変色して傷みだしてしまうので、レタスを逆さまにして芯をグッと一度押し込んでから、ねじるように引き抜き抜きましょう。
一人暮らしでも野菜をムダにせずに冷凍保存で使い切る
一人暮らしで野菜のムダをできるだけ減らすには、冷凍保存を上手に活用することがポイントになります。
茹でるのは変色を防いだり食感を損なわない為に行っているのですが、先程ご紹介したキャベツや大根などはそのまま冷凍しても十分に調理に使えます。
生のキャベツを炒めるよりもしなっとしてしまいますが、味は染み込みやすくなりますし、汁物の具材にするなら全く問題はありませんよ。
しめじやしいたけなどのきのこは、ほぐしたりカットするだけで冷凍が出来ます。
また、傷みの早いもやしも洗うだけで冷凍出来ますよ。
かぼちゃや玉ねぎもカットして冷凍しておくと、すぐに調理に使えるので便利です。