一人暮らしで自炊をしていて、味噌汁をよく作るという人も多いのではないでしょうか。しかし、どうしても味噌が余るので困るという話もよく聞きます。
味噌は発酵食品なので時間が経過してしまうと、色や風味が変わってしまうのです。
そこで、ここでは一人暮らしで味噌が余るのを解消する方法について、オススメの活用術や正しい保存方法などお伝えしていきましょう。
これを読めば、味噌を余らすことなく使い切る方法がわかります。
もちろん、あなたの暮らしに合わせた味噌を選ぶことで困りごとも解決する場合もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
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一人暮らしで味噌が余るのが困るなら炒めものに使いましょう
一人暮らしで味噌をなかなか使い切る事が出来ず余る場合には、味噌汁以外の味噌料理を作ってみましょう。
炒め物を味噌味で作ると簡単で、味に変化もあり身体にも良しと、良い事が一杯です。是非作ってみて下さい。
味噌味の肉野菜炒め
材料は冷蔵庫にある野菜や肉で大丈夫です。
野菜は、たまねぎ、にんじん、ピーマン、キャベツ、きのこ類、ナスなど。肉は豚、鶏で細切れでも挽肉でも大丈夫です。
- 酒とみりんと味噌を同じ割合でよく混ぜ合わしておきます。
- 肉と野菜を3cmくらいの幅で切ります。
- フライパンを火にかけて肉を炒めます。フッ素樹脂加工などの新しいフライパンであれば油を引かなくても大丈夫です。鉄のフライパンなどの場合はフライパンが加熱されてから油をたらして全体にのばします。
- 肉の表面の色が大体変わったら野菜を入れます。
- 野菜がしんなりとしてきたら1の調味料を入れて混ぜて、味がなじんだら出来上がりです。
その他、魚に味噌を塗って焼いたり、鮭のちゃんちゃん炊きも美味しいですよ。
鮭のちゃんちゃん炊き
生の鮭とキャベツ、玉ねぎ、えのきだけ、しめじなど好みの野菜を使用します。
- アルミホイルを30cm程度と大きめに切りテーブルに敷きます。
- 1の上に軽く塩コショウした生鮭の切り身をのせます。
- 生鮭に味噌を塗ります。
- 3の上に刻んだ野菜をのせます。
- バターを一切れのせます。
- 具材を包み込むようにしてアルミホイルをしっかりと閉じて、フライパンに入れて蓋をして弱火で焼きます。焼くときにフライパンに少し水を入れておくと、中の生鮭がアルミホイルに焦げつきづらくなります。
一人暮らしで余る味噌は冷凍保存して簡単に作れる味噌汁に変身
即席味噌汁の素の作り方
- ラップを10cm程度切って広げて置きます。
- 1に味噌を大さじ一杯のせます。
- 顆粒の出しの素をひとつまみ味噌にかけます。
- 乾燥わかめをひとつまみ味噌に埋めるように押し込みます。
- ラップで空気が入らないように包みます。
これを密閉袋やタッパに入れて冷凍庫で保管します。
使用する時はひとつずつ取り出します。ラップから中身を取り出してお椀に入れ、沸騰したお湯を注いでよく混ぜます。
好みでわかめの他に乾燥ねぎや味噌汁用の小さな荒野豆腐を入れても良いです。
一人暮らしで味噌が余るのを防ぐには使い切れるサイズのものを購入すること
一人暮らしでどうしても味噌が余ってしまう場合は、容量の少ない味噌を購入するのもよいでしょう。
しかし、どうしても割高にはなってしまいます。
味噌は空気に触れたり温度が高いと変色して色が濃くなります。味や風味は変わってしまいますが、食べても大丈夫です。また、上部に透明な液が溜まる場合がありますが、これは味噌のうまみ成分なので混ぜて使用しましょう。
味噌は発酵食品で、材料をかめなどに入れて長期保管して作ります。手作りの場合は発酵させている間に味噌の上部がかびる場合があります。その場合はかびた部分を取り除いて食べることができます。実際に味噌を作ってみた事がありますが、やはり上部は酷くかびて異臭を放っていました。しかし、その部分を取り除くと美味しい味噌ができていました。この事から味噌は色が変わったり、一部がかびてもその部分を取り除けば食べる事ができるほど保存性に優れた食品であることがわかります。
味噌を美味しく長持ちさせるための正しい保存方法
また、1kgなど使い切れない量の味噌を購入した場合。すぐに半分程度をラップに包んで密閉袋に入れて冷凍庫に入れておくのも良いでしょう。冷凍しても大丈夫な小さめのタッパに味噌をびっちりと入れて、ラップをしてフタを閉じて冷凍するとタッパのまま使用できるので便利です。
自分のライフスタイルに合わせた味噌を使うのもオススメ
一人暮らしでたまに味噌汁を飲む程度の場合は、即席の味噌汁パックを購入するのも良いでしょう。
味噌とだしにわかめやしじみなどのちょっとした具材が入っています。この味噌汁パックを料理に応用することも出来ます。
また、最近ではパウダータイプや液体の味噌も販売されているので、こういった商品を利用するのも良いでしょう。
私は通常の味噌を小さいタッパに入れて冷蔵庫で保管しています。タッパに移した時点でその味噌の賞味期限はわかりませんし、自分で作った味噌であれば賞味期限は決まってはいません。食材は見て、臭いをかいで、味見して問題がなければ食べられると判断しています。食中毒の菌などそれで判断できない場合もあるのでしょうが、自宅の冷蔵庫で味噌を保管するにあたっては、見た目と臭い味で判断してよいのではないかと考えています。味噌は正しく保管しておけば、賞味期限にとらわる必要はないと思います。