一人暮らしをはじめるときにできるだけ自炊をしようと決めた人も多いのではないでしょうか。簡単に料理に取りかかれたり、すぐに食べることができれば自炊は無理なく続けられます。では、そのためにはどんな工夫が必要なのでしょう?
ここでは、一人暮らしで自炊を簡単にする方法として、作り置きについて紹介致します。食材の作り置きや下ごしらえ、保存など自炊を簡単に続けられるコツをお伝えします。
また、食費の節約のためのルールや自炊をする上で大切なことについてもお伝えしていきます。
これで、あなたも早速今日から自炊が簡単にできる方法がわかり、無理なく続けることができるでしょう。たまには外食なども楽しみながら、自炊を目指していきましょう。
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一人暮らしで自炊を簡単にするコツは作り置き
一人暮らしで自炊を続けるコツは、時間のあるときに作り置きや下ごしらえをしておくことです。
ここでは、調理時間を短縮する野菜の下ごしらえについてご紹介します。
- ほうれん草などの葉物
軽く茹でて、絞って3cm程度の長さに切って、ストックしておきます。今日、明日食べる分はお皿やタッパに入れて冷蔵庫へ、その他は密閉袋に入れて冷凍します。密閉袋に入れる際は、一回分ずつラップで包んでから入れると使用する時に便利です。 - ブロッコリー
ブロッコリーは少し硬めに茹でて水気を切って、密閉袋に入れて冷凍します。 - ねぎ・にんにく
ねぎは細切りにして、にんにくはスライスして、密閉袋に入れて冷凍します。袋にれる際には、ごろんと塊で入れないで、平たく伸ばして入れましょう。そうすると、使いたい分だけを取り出すことができます。 - きのこ類
しめじやまいたけ等のきのこ類は、意外に思われる方も多いかもしれませんが、冷凍することにより栄養が増します。冷凍することによって日持ちもするので一石二鳥です。しめじやまいたけ、えのきは石づきを切り落とし、ばらばらにほぐしてして袋に入れます。しいたけは、軸の下のほうの黒くて硬い石づき部分だけを切り落とすと、軸も食べられます。かさの部分と軸を3mmくらいの厚さに切り、広げたラップの上に縦一列にひとつずつ並べます。2cmくらい離して隣の列にも並べ、しいたけがなくなるまで全て並べていきます。ラップの片側からしいたけを巻き込むように折りたたんで行き、筒状になったら上下の両方向から折りたたみ、四角にします。こうして冷凍しておくと、スライスしいたけを必要な分だけ取り出して使うことができます。調理する時は、必要な量だけを冷凍庫から出し、凍ったまま調理します。
一人暮らしで自炊を簡単にするならご飯は冷凍しておきましょう
冷凍したときにご飯に冷凍庫の臭いがついたりラップがはがれてご飯が出てしまわないように、ラップは大きめ切ってしっかりと包みます。食べる時は、凍ったまま電子レンジで解凍できます。
チャーハンに使用する場合は、事前に冷蔵庫に移して解凍しておくと便利です。炊き込みご飯やお赤飯は、おにぎりのようにひとつずつラップで包んで、冷凍庫のにおいが移らないように密閉袋に入れて冷凍しておくと便利です。お赤飯はもち米で粘りがあるので、自然解凍でも美味しく食べられます。お弁当に凍ったまま持って行くと便利ですよ。
作り置きおかずがあれば一人暮らしの自炊は簡単に続けられる
次は、作り置きしておくと便利なおかずをご紹介します。
- 煮豆
煮豆をまとめて作り、密閉袋に入れて冷凍しておきます。平らにして袋に入れておくと、必要な分だけ折ってお皿などに入れて冷蔵庫で解凍するだけで食べることができます。 - 秋刀魚の甘露煮
頭と内臓を取った秋刀魚を3~4切れにぶつ切りにします。鍋に秋刀魚と水、酒、みりん、醤油に好みで砂糖を入れてじっくりと煮ます。魚の臭いが気になる場合は、スライスした生姜を入れて煮ると魚の臭みが取れます。煮あがった秋刀魚を密閉袋に入れて冷凍します。食べるときは冷蔵庫で自然解凍します。電子レンジで温める場合は、ラップをかけて10秒以内にしましょう。長い時間かけると秋刀魚が弾けたり爆発するので注意して下さい。 - 焼き芋
さつまいもを水でよく洗って、べちゃべちゃに濡れて皮が付いたままの状態で大き目のアルミホイルに包みます。それをフライパンに入れて蓋をして弱火で一時間くらい焼きます。途中でひっくり返して全体が焼けるようにします。とても時間はかかりますが、とても美味しく焼きあがるので是非試してみて下さい。
アルミホイルに包まれた状態のまま冷まし、そのまま冷凍できます。一度に食べる分を切り分けてから冷凍すると、使用するときに便利です。
自炊で食費を減らすための節約ルールを決めましょう
食費を手っ取り早く節約するには、外食や弁当の購入を減らすこと。そして、買物をする機会を減らす事です。
外食したり弁当を購入すると、自分で作るよりも費用はかなり高くなります。また、弁当やお惣菜を買うために買物をすると、ついデザートやお菓子まで買ってしまったりと、目的以外のついで買いをしてしまいがちです。このついで買いが積み重なると、意外に家計を圧迫します。それをなくすには、とにかく買物をする機会を減らすことです。
例えばお昼用におにぎりを一つ買いたいだけなのにコンビにに入ると、つい新発売のお菓子やガム、飴などをかってしまいがちです。朝におにぎり一つ自分で握って出ると、おにぎり自体の費用が節約できるのはもちろんですが、ついで買いの機会もなくすことができます。
買物へ行くのは週に1回など、買物をする時を決めておくと良いでしょう。そして、無駄に売り場を歩くと余計なものを買ってしまうので、目的の品だけを目指して買物をする。その為には、購入する品のメモリストを作っておくと良いでしょう。
ただ、外食もコンビニの利用もお菓子の購入も一切禁止にしてしまうと生活に潤いがなくなり辛くなってしまうので、月に1回は外食をしてもよい。お菓子は週末に2つ購入して良いなど、自分なりのルールを決めて、無理なく続けられるようにしましょう。
安くて栄養も取れる簡単な自炊を目指すのが大切
安くて簡単、栄養も取れる簡単なメニューをご紹介します。
- 味噌汁、野菜スープ
家にある野菜類と水を入れて茹で、味噌汁なら味噌を、野菜スープならコンソメを溶かすだけで出来上がります。野菜をたっぷりと入れて作ると、簡単に野菜を摂ることができます。 - チャーハン
冷蔵庫にある肉類、ひき肉やソーセージ、ハムなどと、たまねぎやにんじん、ピーマンなどの野菜をたっぷりと入れてご飯と炒めて塩コショウやコンソメ、醤油で味をつけて出来上がり。ポイントは、野菜を多く入れることです。野菜を沢山入れるとべたっとはなりますが、栄養満点チャーハンができます。