一人暮らしは防犯面が心配ですね。
特に怖いのが女性の一人暮らしの夜ではないでしょうか。
ストーカーや不審者に遭った、遭いそうになったという経験をされている女性も実際にいます。
ここでは一人暮らしをする女性の怖い経験と、出来る防犯対策を紹介します。
玄関や窓の戸締まりはもちろん、ドアスコープの目隠しやカーテンにも工夫しましょう。またチャイムがなっても簡単にドアを開けてはいけません。
業者を装った犯罪も多発していますので注意が必要です。
防犯に良い物件を探すことも重要です。部屋探しの際のポイントも紹介しますので参考にしてみてください。
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一人暮らしで夜怖い経験をした体験談
引っ越してすぐの夜にチャイムが鳴りました。荷物も来客の予定もなかったので、無視をしていたらその後も何度もチャイムを鳴らされた上にドアをドンドンドンドンと何度もたたかれました。突然の事に怖くてドアスコープから確認することも出来ませんでしたが、夜になると頻繁に同じことが起こって、ドアノブをガチャガチャ動かす音が聞こえることも。数日後に、謎の訪問者が住人が変わっていると気付かない取り立て業者のような人だと分かったので、恐る恐る伝えたらそれきり来なくなりましたが、訳が分からず怖かったです。
仕事帰りにスーパーに寄ったら、スーパーの中で痴漢に遭遇!犯人の顔を見たものの、
電車や道路上ではなくスーパーの中で痴漢にあうなんて思わず、呆気と恐怖で動けずにいたら犯人は逃走していきました。すぐに買い物をやめて一人暮らしの家に急いでいたら、気配を感じて振り返ると、さっきの痴漢が後を付けてきていました。警察に電話する振りをしたら逃げて行きましたが、家に帰ってもしばらく震えが止まりませんでした。
当時は一人暮らしではありませんが、女友達とルームシェアをしていた時、年末に仕事の都合で数日一人で過ごしていた時の事です。夜に実家からの荷物が届いたので受け取ると、宅配業者の男が「今日は一人なの?実家に帰らないんだ?お正月もいるの?」といきなり話しかけてきました。それ以上の事はありませんでしたが、特別見覚えのない人に女だけで住んでいて今一人なんだと把握しようとされているのかと思うと、本当の宅配業者でも怖いと思いました。
夜に玄関からゴトッと何かが落ちるような音がしたので見に行くと、ドアスコープが玄関の内側に落ちていました。そして、ドアスコープのあった穴から中を覗いている目が。目が合うといなくなりましたが、怖すぎて追いかけたり犯人の姿を確認することも出来ませんでした。
一人暮らしの夜は怖い、防犯対策を紹介
一人暮らしの女性にとって、夜は怖い事も多いです。
自分は大丈夫なんて思わずに、防犯対策をしっかり行うことが大切です。
チェーンなどの内鍵も常にしましょう。訪問者が来た場合は、必ずチェーンをしたまま1次対応をします。不審者は業者を装っていることも多いので、油断しないでください。
夜は玄関の防犯を万全に
明かりや人の気配等、外からでも内の様子が分かってしまうことがあるので、玄関のドアスコープもポイントです。外そうと思えば外すことが出来るので注意が必要です。
そのため、ドアスコープに内側から蓋をしたり、塞いで後付けのモニターを付けたりして対策をしましょう。お金はかかりますが、モニター付きのインターホンを付ければ、訪問者を確認しやすくなります。
玄関ドアにポストが付いていて、直接家の中が見える作りの場合は、カバーを付けたりして、覗かれても家の中が見えないように対策しましょう。
カーテンは、性別が分かりにくい色柄を選び、遮光カーテンとミラーレースのカーテンを付けましょう。
家の中が覗かれないように、日中もカーテンを閉めっぱなしにしている人もいますが、長期間留守にしていると誤解される可能性もあるので、注意してください。
一人暮らしが怖いなら防犯に良い物件を選ぼう
一人暮らしをするときは、間取りや雰囲気など理想に近い家を探すと思いますが、女性なら防犯面が考えられた物件かどうかもしっかりチェックしましょう。
間取りや雰囲気ばかりに気を取られていると、防犯面に不安な点があっても気が付けません。住んでから怖い事が起こらないように、以下のポイントも確認しましょう。
女性一人暮らしにおすすめの条件
- オートロック
- インターフォンが付いている(モニター付きだと尚良し)
- 防犯カメラが付いている
- 2階以上の部屋
- 部屋までの足場となる柵や建物がない
- 窓、ベランダなどが通りから死角になりにくい
- 敷地内は照明があって夜でも明るい
- 空室が多い物件は避ける
- 物件まで明るい道を通って帰ることが出来る
- 鍵が2つ付いている
- ディンプルキーなど防犯性の高い鍵を採用している
- ドアポストにカバーが付いている
- 窓が二重ロック構造になっている
- 郵便ポストに鍵が掛けられる
- 室内に洗濯機置き場がある
女性が一人暮らしを始めるなら出来るだけ当てはまる物件を探すのがお勧めです。
全ての条件が当てはまる物件を探すのは難しいと思いますので、「オートロックかモニター付きインターホンか防犯カメラのいずれかがある」という風に探しましょう。
一人暮らしの人は注意!玄関のドアはすぐに開けない事
一人暮らしの女性が危険な事に巻き込まれてしまうと対抗できない事もあるので、怖い事に巻き込まれないように自分で対策をすることが大切です。
一人暮らしの防犯対策
不審者が業者に成りすましていることがあるので、玄関ドアをすぐに開けないことが大切です。モニター付きのインターホンがあるのがベストですが、モニターが無くても出来ればインターホンが付いていて、直接玄関を開けなくても済む設備がある物件を選ぶようにしましょう。
予定にない訪問者がきたときは特に警戒してください。
管理会社や水道、ガスなどの業者の突然の訪問に怪しいと感じた時は、まずは会社名や所属、名前などを聞いて、身分証明書を見せてもらいましょう。正当な業者なら、社員証のような物を持っていて見せてくれるはずです。それが例え警察でも、まずはチェーンを掛けたまま対応するようにしましょう。
一人暮らしの荷物の工夫
宅配業者のフリをしていることもあります。一人暮らしだと、自分でネットで買い物したものや実家からの荷物が中心になって、知り合いから頻繁に予告なく荷物が送られてくることはあまりないでしょう。
予定にない荷物が届いたときは、玄関を開ける前に差出人や品物が何なのか確認をするようにすると安心です。
一人暮らしだと、家を留守にしがちでなかなか荷物を受け取れることが出来ない事もありますが、宅配ボックスがあると便利です。在宅中でも宅配ボックスを利用すれば、直接やり取りをしなくても済むので安心でしょう。
オートロックの物件でも、24時間コンシェルジュのいる高級マンションでもない限り、意外と住人以外も侵入出来てしまいます。オートロック付のマンションは、中にいる人は見知らぬ人でも住民だと思って安心してしまう人も多いですが、ゴミ出しのちょっとした外出でも玄関に鍵をかけるのを忘れないでください。
エレベーターに知らない人と二人きりになるのも用心したいことです。
もしも二人きりになりそうなら、忘れ物をしたフリをしたり電話がかかってきたフリでもしてエレベーターを見送るのも良いでしょう。
夜の窓や玄関に出来る防犯対策
女性の一人暮らしなら夜の防犯対策は重要です。
窓には遮光カーテンとミラーレースカーテンを付けることが大切です。遮光カーテンは、夜に光が漏れにくく、室内の人が動いても影もできにくいです。ミラーレースカーテンは、日中の採光には問題なく、外から室内が見えにくいので、女性にお勧めです。
防犯対策を考慮した物件の条件で、空き巣対策として通りから死角になりにくい方が良いとお勧めしましたが、玄関の出入りを見られたりして部屋を特定されない事も大切です。
窓には、内側に後付けで取り付けることが出来る補助鍵を取り付けましょう。玄関ドアに後付けの補助鍵を付けることも可能です。
窓に振動を感知すると鳴る防犯ブザーを窓に取り付けるのもお勧めです。後付け出来る防犯ブザーには、窓の外から見ると「警戒中」の文字が見えるようになっているものもあります。セキュリティ会社のシールが貼ってあると防犯に効果があるように、抑止力になることもあります。