夫婦二人の生活、生活費はどの位かかっているか知っていますか?新婚のうちは何かと出費が多く、生活費がかさんでしまうのは仕方がありませんが、生活が落ち着いてきたのに生活費が変わらず多くかかる場合は、見直しが必要です。
ここでは夫婦二人の生活費を平均よりも低くする節約の方法、また見直し方についてご紹介をいたします。
今後の貯蓄など二人の将来に金銭的な不安を感じたら、生活費のチェックをすぐに行ってくださいね。
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夫婦二人暮らしの生活費を平均より下げるには?まずは相場をチェック
夫婦二人暮らしの生活費を平均よりも下げたいと思っている方は、まず自分の住んでいる地域やライフスタイル、夫婦の年齢などから、ざっくりとした平均値を割り出してみましょう。
夫婦二人暮らしをしている世帯の平均生活費
ざっくりと計算すると25~30万円の間が相場とされるようですが、住居費は、住んでいる地域によって家賃相場が異なるため、都心で生活している夫婦の場合には相場よりも3万円以上支出が増えますし、外食派の夫婦と自炊派の夫婦の間でも2~3万円程食費に開きがでます。
また、共働き世帯なのか片働き世帯なのかによっては、収入に大きく差がでるため、平均よりも少ない生活費で生活しなければいけない夫婦も沢山いるはずです。
夫婦の生活費が平均よりも高くなる場合
夫婦二人でも、平均よりもグンと高い生活費になることがあります。
結婚を機にマイホームを新築したり、マイカーを新車で購入したりする場合には、生活費の中にローンの返済も組み込まれます。
夫婦二人とも仕事が忙しく、自宅で食事を摂らない、自炊をしない、という家庭では、外食費がかかるため、食費での支出が多くなるでしょう。
おしゃれにこだわりがあって、毎月何着もの服や靴を購入している夫婦は被服費が大きくなりますし、友人との食事会や夜遊びが好きな夫婦では、交際費が多くかかることになりますので、夫婦のライフスタイルによっても、生活費は大きく変わることになります。
夫婦別会計の世帯
自分のお金を自由に使えることから、浪費が激しくなりがち
貯金分を別にして、残ったお金を自由に使っているのであれば問題はありませんが、交際費や通信費、被服費などを各自で支払うことによって、好き勝手使い放題になってしまうため、気がついたら金欠になっている、といったような状況も起こりやすいです。
この機会に、ルールを決めてみるのも良いかも知れませんね。
どの部分を削ると生活費は平均より低くなるか考えてみよう
実際に生活費を紙に書き出してみると、どの部分での支出が多いのかがわかると思います。
住居費や光熱費、保険料などは毎月大きな変動がない
毎月決まった金額が引かれるので、節約できないと思われがちですが、平均値はあります。
住居費は月収の25パーセント以内、光熱費、保険料は5パーセント以内にするのが理想的
夫婦二人の月収に見合わない賃貸に住んでいる場合には引っ越しをすることで生活費を抑えられるようになりますし、光熱費の部分では、電力会社、ガス会社などを選び直すことで節約に繋がる可能性もあります。
交際費、被服費などは月収の3パーセント以内に抑えるのが理想的
それが難しいというのであれば、他の項目を減らして計算しなければいけません。
「今月は食事会が多かったから交際費がマイナスだ」と安易に考えるのではなく、「交際費がマイナスになるから、食費を削ろう」と言ったように、他の部分を削ってバランスを取っていくことが大切なのです。
生活費は、月収の何パーセントを各項目に割り当てるかを決めておくことが大切
貯蓄も生活費の中に組み込んで、100パーセントの内訳を作ってみましょう。
事前に内訳を決めておくことで、支出をコントロールできるようになりますよ。
夫婦二人の生活費を平均よりも抑える為の方法
生活費の内訳をある程度決めたら、2~3ヶ月は決めた金額で生活をしてみてください。
2~3ヶ月後、評価をして、再度生活費の内訳の決定版を作ることができれば、十分な貯金を確保しながら、夫婦の生活を楽しめるようになっていくはずです。
しかし、生活費の決定版が出来上がっても、まだまだ努力することはできます。
私達夫婦は、キャリアを変更しただけで二人で2万円近くの通信費削減をすることができましたよ。
意外と盲点なのが、保険料の見直し
特に新婚夫婦の場合には、独身時代の保険をそのまま継続するのではなく、一度見直しを入れることをおすすめします。
食費は、工夫次第で平均よりも2万円以上の節約ができることもある
節約食材を使って調理したり、作り置きや冷凍保存などを賢く使うことで、食材の無駄をなくしましょう。
各家庭によって節約方法は異なると思いますが、これ以上無理!と思ってもまだまだ節約できる部分は出てくるので、諦めないで日々生活費の見直しをしてみてくださいね。
まずは家計簿をつけるところから始めよう
主婦にとって、家計簿は生活費を知る大切な手段です。
家計簿をつけていれば、何にどれだけお金を使ったかがすぐにわかるので、「どうして今月はこんなにお金が足りないんだろう…」という時に、すぐに先月との比較をすることが可能です。
「なんで?」と思って家計簿を見ると、「今月は5回も外食してた~!」「夕食の外食が多かった…」ということがわかってきます。
外食も、食べるお店や時間帯が大切で、ワンコインランチのお店で5回外食するのと、焼肉や寿司を2回食べに行くのとでは、ランチ5回の方が安く済むんですよね。
そのような細かい情報も家計簿に記入しておけば、原因と対策がすぐに見えてきます。
レシートの写真を取るだけで良いものや、生活費をパーセンテージで表してくれるものなど、アプリによって機能も様々なので、使いやすいアプリを探してみると良いでしょう。