一人暮らしをしている人の中には、なかなかお金を貯めることができずに悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
平均の相場よりも生活費を抑えて将来のために貯金をしたいと考えている人もることでしょう。
ここでは、一人暮らしの生活費でかかるお金と、節約の方法についてお伝えします。生活費を上手に節約することで、毎月少しずつでも貯金ができるようにしましょう。
また、貯金をするときののコツについてもご紹介しますので、こちらも合わせて確認してみてください。
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一人暮らしの生活費の平均・かかるお金について
一人暮らしを始めてみると、予想以上に生活費がかかると実感しませんか。
食費や家賃、光熱費や日用品など特に贅沢をしなくても、結構出費はかさんでしまいます。
仕事を始めたばかりだとお給料もあまり多くはないので、一人暮らしの生活費は出来るだけ少なく抑えたいと思うでしょう。
一人暮らしの主に必要な生活費の平均
食費
社会人の一人暮らしだと、食費の平均は約4万円ほどです。
単純に計算すると、一食にかけられる金額は約440円ほどということになります。
一食が440円と考えると少なく感じるかもしれませんが、一日あたりで考えると1320円、一週間では9240円になります。
こうして考えると決して一人暮らしの食費としては、やりくりが無理な金額ではありません。
家賃
食費や光熱費は工夫次第で節約することが出来ますが、家賃は毎月の金額が固定されているので、最初の物件選びがとても大切になってきます。
また生活費に占める割合が大きい生活費でもあるので、収入とのバランスをきちんと考えた方が今後の生活に支障を与えずに済みます。
無理なく生活出来る家賃の相場は、手取り収入の3分の1ほどだと言われているので参考にして下さい。
水道光熱費
水道光熱費も住んでいる環境によって変動はあります。
一般的に一人暮らしの水道光熱費の平均は1万円前後だと言われています。寒冷地域の冬場だともう少し高くなったり、地域や季節によっても変動します。
通信費
いまや携帯電話やパソコンを使用するために通信費は欠かせません。
パソコンを使用していない人でも、携帯電話に7千円~1万円程度の通信費が毎月かかっているようです。
日用品
ティッシュやシャンプー、洗濯や食器洗いの洗剤など、生活に必要な消耗品も結構かかります。
一人暮らしの生活費を平均以下にしたいときは自炊がおすすめ
先ほど自炊を心がければ、平均的な食費よりも安く抑えることが出来ることを紹介しました。
やはり食費を安く抑えたいなら、自炊をすることがおすすめです。
外食は手間なく美味しい食事が出来ますが、その分お金もかかります。
たまに外食で息抜きをすることはいいですが、毎日のように外食だと生活費は抑えることは出来ません。おそらく平均の約4万円という数字もオーバーしてしまうでしょう。
生活費を抑えるための食事の工夫
仕事から疲れて帰宅すると、今日は料理が面倒と感じることもあります。
そんなときのために、休日を利用して作りおきのストックを用意しましょう。
外食だと食材やメニューは決まっているので、どうしても栄養は偏りがちになってしまいます。
その点自炊だと使っている食材も自分で把握出来るので、最近どんな食材が不足しているかということがわかりやすく、取り入れやすいというメリットもあります。
生活費を抑えて健康的に食事をするには、日頃からの自炊がベストと言えるでしょう。
一人暮らしの水道・光熱費の見直しで平均以下の生活費にしよう
水道光熱費は特に高いとも感じていないし、実際に無駄な使い方もしていないという感覚から見直している人が少ない生活費でもあります。
しかし、日頃のちょっとした習慣や意識から、今よりも水道光熱費を抑えることは十分に可能です。
一人暮らしだと自分の意識次第で節約しやすい、というメリットもある
それぞれ項目別で見直してみましょう。
電気
電気代は光熱費の中でも見直した変化が出やすいです。少しでも安くなると、モチベーションも上がりますね。
照明器具や家電製品の使用分を電気代として払うのですが、実は照明器具はそれほど高い電気代ではありません。
家電製品の使用している分が多く、特に冷蔵庫は消費電力の多い製品です。
使い方を正しく見直すと、毎月の電気代を削減出来ます。
冷蔵庫はそもそも24時間365日、少しも休むことなく稼働したままの状態です。
だからこそ使い方を間違えてしまうと、電気代は高くなってしまいます。
- 温かいまま食品を冷蔵庫に入れない
- 冷蔵庫に食品を詰め込まない
- 開け閉めの時間や回数は少なめに
このような使い方を意識しましょう。
ガス
ガスは主に料理と風呂で使われます。そのほとんどは風呂で使われているガスであり、料理に使用するガスの割合は10分の1ほどです。
ということは、ガス代を見直すなら風呂の使い方を考えた方が良さそうですね。
- シャワーの出しっぱなし
- お湯を浴槽に溜める頻度や量
この二つを見直すと、ガス代に目に見える変化が表れると思います。
料理におけるガスの見直し
- 鍋の面積以上に火を大きくしない
- 蓋をして熱を効率良く伝える
- 蓋を使って予熱で調理する
水道
光熱費の中で水道代は比較的安いと言えます。
なので、水道代を節約しようと考える人も少ないようですが、使い方次第で今よりも節約することは十分に可能です。
- シャワーや水道は使うとき以外は止める
- 洗濯は風呂の残り湯を使う
という方法で水道代を節約することが出来ますが、すでに取り入れている人も多いです。
すでに生活の中で意識している場合は、これ以上の節約は出来ないように思ってしまいます。
それはトイレを流すときです。
トイレを流すとき、何か意識していることはありますか。大半の人が特に何も考えずに流しているようです。
トイレの水を流すとき、「小」で流すようにしてみて下さい。
小で流しても全く問題なく使用出来る上に、節水効果も抜群です。
一人暮らしの生活費を節約したいときは通信費の見直しもしよう
通信費も意外と見直すと安く出来る生活費でもあります。
一番見直しやすい項目は、オプションとして使用している項目です。
契約時にオプションを付けると機種料金が割引になる、などの理由で契約したものの、使用することなく契約したままのオプションがあればすぐに解除しましょう。
それだけで毎月何百円~千円以上の通信費の節約になります。
一人暮らしの通信費、プランを見直すことも大切
通話をほとんどしない人が、通話放題のプランを契約していても割高な請求を受けることになります。
自分の使い方に合ったプランを知り、あまり使わない機能には使用するその都度料金を支払った方が、年間を通して計算するとグンと通信費を安くすることが出来そうです。
生活費を平均以下に抑えて賢く貯金
生活費を抑えることが出来たら、その分のお金は貯金に充てましょう。
つい気持ちが大きくなって贅沢をしてしまいたくなりますが、これでは結局生活費を抑えても出費は変わりません。
一人暮らし、賢く貯金出来る方法
無理なく継続
最初から大きな金額を貯金しようとは考えないで下さい。大切なのは、毎月必ず貯金するという継続です。
まずは出来る金額からの貯金で構いません。貯金することに慣れて、生活費の支出も安定してきたら少しずつ貯金する金額を増やしていきましょう。
無理して生活費が足りないなんてことにならないように。
口座を分ける
お給料の口座と貯金の口座を一緒にしてしまうと、現在いくら貯金があるのかわかりにくく、お金を引き出すことにも躊躇がありません。
貯金用の口座を用意した方が金額もわかりやすく、簡単に引き出したいという気持ちが芽生えなくなります。
どんどん残高が増えると、達成感とともに嬉しい気持ちにもなりますしね。
先に貯金の金額をよける
生活費が残ったら貯金しよう、という方法では正直なかなか貯金は出来ません。
人間の心理として、手元にお金が残っているとどうしても気持ちが大きくなって、つい使ってしまうものです。