一人暮らしをしていると、ゴミがあまり溜まらずにゴミ出しの頻度が少ないこともあります。自分の家のゴミが少ないと、ゴミ出しのルールや分別に疎くなってしまうこともあるでしょう。
ですが、ゴミを出すときは決められたルールをきちんと守ってゴミ出しするのがマナー。一人暮らしのゴミ出しについてチェックしてみましょう。
ここでは、一人暮らしでゴミ出しの頻度が少ないときのゴミ出しのコツやマナーについてお伝えします。地域で決められたマナーをしっかりと守ることで、周囲とのトラブルが起こらないようにしましょう。
また、うまくゴミ出しをするコツについてもご紹介しますので、こちらも併せて確認してみてください。
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一人暮らしはゴミ出し頻度が少ない?でもルールを知ることは大事
一人暮らしの人の中には、普段からあまり自炊をしないため、ゴミ出しの頻度が少ないというケースも多いことでしょう。
生ゴミは、いくらたいした量ではないからといっても、あまりに長期間捨てずに溜めてしまうと、悪臭の元にもなりますので注意が必要です。
そもそもゴミ出しの頻度が少ないと、ゴミ回収の曜日がわからなくなって、つい決められた曜日以外にゴミ出しをしてしまうということもあるかもしれませんが、それはれっきとしたルール違反ですので、決められた曜日をキチンと守るようにしましょう。
一人暮らしを始めるにあたって新しく引っ越してきた場合は、まずはその地域のゴミ出しについてのルールを確認する必要があります。私の住んでいる地域では、燃えるゴミと燃えないゴミはそれぞれ共通の有料ゴミ袋に入れて捨てることになっていますが、紙類やペットボトルなどの資源ごみなどに関しては、中身が見える透明のゴミ袋であれば、大きさも形状もとくに指定されていません。
ゴミ出しの場所はあらかじめ決められています
時々、通勤途中などに車でゴミを運んで来て、近所のゴミ捨て場に捨てていく人を見かけますが、それはルール違反ですので、曜日だけでなく指定された場所に捨てるようにしましょう。
マンションなどの集合住宅に関しては、中には専用のゴミ捨て場に24時間いつでも捨ててOKな場合もありますので、そちらも確認しておきましょう。
一人暮らしでゴミ出しの頻度が少なくても分別はしっかりと
一昔前でしたら、燃えるゴミか燃えるゴミかくらいしか区別はありませんでしたが、ゴミのリサイクル化が進んできた昨今では、なんでも一括りで燃えるゴミとして出すのではなく、細かく分別してからゴミ出しを行うようになりました。
ゴミ出しの頻度が少ないからとは言え、ゴミの分別方法はしっかりと覚える必要があります。
一人暮らしの部屋に大きめなゴミ箱を置いてしまうと、満杯になるまでにかなり時間がかかるため、それだけ長く部屋の中にゴミを放置することにつながります。とくにあまり自炊をしない人でしたら、まずはじめは「少し小さすぎるかな?」というくらいの小さめのゴミ箱を置いてみて、こまめにゴミ出しをする習慣をつけましょう。
一人暮らしのゴミ出しのコツとポイント
はじめての一人暮らしをする場合は、そもそも基本的なゴミ出しの仕方すらわからないかもしれませんね。とくに燃えるゴミに関しては、正しい方法を抑えておく必要があります。
生ゴミをそのまま捨てるのはNG
生ゴミ用のゴミ箱は、燃えるゴミ用とは別にフタ付きのものを用意しましょう。生ゴミを長時間捨てずに放置すると、悪臭の原因になるだけでなく、衛生面でも問題がありますので、なるべくゴミ出しの頻度を増やすのが基本です。
生ゴミをそのままゴミ袋に入れるだけでは不十分です。水分を絞った生ゴミを小さめのゴミ袋に入れて口をギュッと縛り、水分やニオイを吸収する効果のある新聞紙でくるんだあと、さらに別のゴミ袋に入れ、袋を二重にして捨てましょう。
ゴミ出しで個人情報が漏れない工夫を
住所や氏名、電話番号などの個人情報が書かれた郵便物をそのまま捨ててしまうと、そこからさらに個人情報が漏れてしまう可能性が高くなりますので、なるべく小さく切り刻んで、読み取れないようにしてから捨てましょう。
ゴミ出しの頻度が少ないと臭いが気になる!ゴミの臭い対策
いくらフタが付いていたとしても、生ゴミ用のゴミ箱にゴミを捨てるたびに臭うのも気になりますよね。生ゴミから出るイヤな臭いを抑えるためには、いくつかのコツがあります。
ゴミ出しまでの生ゴミの臭いを抑える方法
- しっかりと水気を切ってから捨てる
- 牛乳パックをゴミ袋代わりにする
- 消臭効果のあるアイテムを使う
生ゴミに含まれる水分が多いほど、雑菌が繁殖しやすくなりますので、そのままゴミ箱に捨てるのではなく、なるべく水分を切ってからゴミ袋に入れ、袋の口をしっかりを結んでからゴミ箱に捨てましょう。普段から紙パックの牛乳やジュースを飲む人でしたら、これらの空パックをゴミ袋の代わりに利用する方法もあります。
ゴミ箱に被せたゴミ袋に重曹を入れておくことで、生ゴミの臭いを防ぐだけでなく、生ゴミから出る余計な水分を吸い取ってくれますので、時々溜まった生ゴミの上から振りかけるのも効果的です。
一人暮らしのゴミ出しはトラブルにならないように注意を
ゴミ出しの仕方でご近所とのトラブルを起こさないためにも、注意したい点がいくつかあります。
一度に大量のゴミ出しは控える
例えば、引っ越しや断捨離によって大量に捨てたいものができてしまったというケースでも、共用のゴミ捨て場にいっぺんにすべてのゴミ出しをするのではなく、他の人も捨てやすいように、何回かの回収日に分けて捨てるようにしましょう。
ゴミ出し時、生ゴミからの汁漏れに注意
生ゴミをキチンと処理しないで適当に捨ててしまうと、悪臭だけでなくゴミ捨て場が汁漏れでベチャベチャになってしまう恐れがありますので、生ゴミの取扱にはくれぐれもご注意ください。