一人暮らしだと、自分で揚げ物を作るのが面倒に感じることも多いと思います。たくさんの量を揚げるならば良いですが、自分一人のためにたくさんの油を使って、油の処理も面倒な揚げ物は、どうしても敬遠しがち。
しかし、やっぱり揚げたての揚げ物は美味しさが違います。
そこで、一人暮らしでも揚げ物を簡単に作るコツや、正しい油の処理方法についてご紹介します。
もっと手軽に揚げ物を楽しみたい、そんな時の参考にして下さい。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
-
一人暮らしには米びつの冷蔵庫保管がオススメ!その理由について
一人暮らしの方は米びつをどこに置いていますか?米びつを置く場所には意外と知らない注意点があり...
-
【一人暮らしの人のための節約レシピ集】簡単に作れるものを厳選
「なんとか食費を抑えたい。」そう思っている一人暮らしの人は多いでしょう。 しかし、節約...
スポンサーリンク
揚げ物を簡単に作りたい!一人暮らしなら小さめなフライパンや鍋で
そう考えている一人暮らしの方は多いと思います。しかし、揚げ物を食べるなら揚げたてが一番!
サクサクした歯ざわりは、揚げたてならではの美味しさですよね。
一人暮らしでも、揚げ物は簡単にできます。
大量の油を消費してしまうのが勿体無いと思うかも知れませんが、必要な道具さえ揃っていれば、油の量は少量で済みます。
用意してほしいのが小さな「ミルクパン」です。
直径が小さいものほど、一人用の揚げ物向きです。フライパンだと、どうしても直径が大きくなってしまうので使う油の量も増えますが、小さなミルクパンなら少量の油で、必要な量を確保できるので、節約になります。
しかも、フライパンよりも深さがあるので、油はねが少なく、後片付けもラクです。
まずは、揚げ物専用の小さなミルクパンを用意してみてください。
一人暮らしでも簡単に揚げ物をしたいなら揚げ焼きという方法も
一人暮らしで簡単に揚げ物を楽しむなら「揚げ焼き」の調理方法がおすすめです。
揚げ焼きに使うのは、食材がヒタヒタに浸かる程度の少量の油です。
フライパンに、1cm程度の油を引いたら、そこで食材を調理します。
コツは、時々食材をひっくり返して、まんべんなく全体を揚げること。
少量の油しか使わないので、油の後始末がラクですし、少ない油であげている分、カロリーが抑えられるというのが嬉しいです。
大量の油で揚げるときよりも、カリカリとした食感に仕上がりますよ。
食材の半分以上が油からはみ出した状態になるので、唐揚げなどのかたまり肉だと中まで火が通りません。また、ふわふわとした食感を楽しむフリッターやかき揚げなどの食材も、カリッと揚がってしまうため、不向きです。
一人暮らしでも簡単に揚げ物が作れる電気フライヤー
揚げ加減を見ながら、食材を油から取り出さなければいけないので、揚げ物を揚げている間はキッチンに張り付いていないといけませんよね。
そんな時に便利なのが電気フライヤー!
テーブルの上で調理ができるので、食事をとりながら揚げたてを皿の上に取り出して食べる事ができますよ。
大きめのフライヤーがあれば、一人暮らしの自宅に友人たちを招いて、串カツパーティーなどの揚げ物パーティーを開催できて楽しいです。
お一人様用のフライヤーであれば、油の量も少なくて済みます。
揚げたての料理を楽しみたい時には、テーブルにフライヤーをセットして、食べながら揚げるということもできるので、贅沢なディナータイムを楽しめますよ。
また、油を極力使いたくないという方には、油を使わないノンフライヤーがおすすめです。普通のフライヤーよりは高価になりますが、いろいろな調理ができる機能が付いたものや、タイマー機能のあるものなど、実用的なものが多く、ダイエットをしている女性にもおすすめの家電です。
揚げ物に使った油を保存する方法
揚げ物をしたあとの処理で面倒なのが、揚げ油の処理ですね。
シンクにそのまま流すのは、環境汚染の問題からNG。
正しい処理方法や油の再利用方法などを知って、揚げ物の後始末もスムーズに行いましょう。
まずは、油の保存方法を紹介します。
油の再利用
- 【オイルポット】
オイルポットに入れて保存する際には、一人暮らし用の少量サイズのオイルポットを用意しましょう。 - 【酸化に気を付ける】
酸化した油は、体に悪いと言われています。
熱いうちに、揚げカスを取り除き、きれいにこしたものにしっかり蓋をし、冷暗所で保管しましょう。 - 【料理に使う】
日々の料理に再利用します。
一人暮らしの場合には、揚げ油は少量で済むので、毎日調理をする人であれば2週間程度で使い切ることができるでしょう。
あまりにも古い油は、処分しましょう。 - 【揚げ油に使う】
揚げ物に使った油を、再び揚げ油として使います。
油に匂いが染み込んでいる場合には、キッチンペーパーで油をこしてから使うと良いでしょう。再利用は3回までとし、何度も再利用するのは避けましょう。
使用後の油の正しい捨て方
次に、油の正しい処理方法について説明します。
油の処理方法
【リサイクルを利用する】
スーパーなどで使用済みの油を回収してくれるスポットを利用しましょう。
ペットボトルに入れて持ち込めば、無料で処理出来ます。
買い物に行くついでに油を持っていけば良いので、一番ラクな方法です。
【凝固剤を使う】
市販の油の凝固剤を使って油を固めます。
凝固剤は、スーパーやホームセンター、100均などで手に入ります。
固まった油は、自治体の可燃ごみなどに出して処分しましょう。
【新聞紙・キッチンペーパーに吸い込ませる】
牛乳やジュースなどの紙パック容器に、新聞紙やキッチンペーパーを敷いて、そこに油を流し入れ、吸い込ませます。
パックの封を閉じて可燃ごみに捨てれば完了です。