一人暮らしの料理・魚を焼くときの臭い対策と簡単な調理方法

一人暮らしをしている人の中には、グリルで魚を焼くときの臭いが気になる人もいるのではないでしょうか。

部屋の中に充満した焼き魚の臭いや、グリルの庫内に残った魚の臭いがなかなか取れず、魚料理をすることを嫌だと感じてしまうこともあるでしょう。

ここでは、魚を焼くときの気になる臭い対策についてお伝えします。臭いを軽減させる調理方法や、臭いの消臭方法を知って、気になる臭いを減らして調理ができるようにしましょう。

また、フライパンを使って魚を調理することについてもご紹介します。こちらも参考にして、一人暮らしの自炊を楽しんでください。

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一人暮らしで魚を焼くと臭いが気になる！調理のときは換気を忘れずに

魚を焼いたときの臭いを抑えるためには換気が重要です。

必ず換気扇を使うようにしてください。換気扇だけを使うのではなく、換気扇と反対側にある窓を開けて、家の中の空気の流れを作るようにします。室内に風の通り道を作ることで、臭いがこもらずに外に出すことができます。

魚を焼くグリルにも臭いを抑える工夫をすることができます。

グリルの受け皿の中には必ず水を入れるのを忘れないでください。その水の中に重曹を入れて混ぜておきます。重曹は臭いを吸着するので、魚の臭いがグリルから広がるのを抑えることができます。また、水の中に片栗粉を入れて溶かしておくと、魚から落ちた脂と一緒に固まってくれるので片付けがラクになります。
重曹と一緒にお茶を入れるのも効果があります。受け皿に水を入れたら重曹を溶かし、その上にお茶を入れておくと更に魚の嫌な臭いを抑えることができます。お茶は出がらしで良いので、お茶を入れた後は捨てずに取っておくと良いです。

一人暮らしの部屋に魚を焼く臭いが充満したときの消臭方法

雨や風が強くて窓を開けられないということもありますよね。その場合は、お茶の出がらしを炒めるのも効果的です。フライパンを弱火にかけたら、お茶の出がらしを炒めるだけです。焦がしてしまわないように気をつけてください。お茶に熱を加えることでお茶の香りがしてきて、魚を焼いた時に嫌な臭いを消してくれます。日本茶でなくても紅茶やコーヒーの出がらしでも使うことができます。

魚を焼くときの臭いが気になる！魚の種類によっても臭いの強さが変わる

魚を焼いた時に出る臭いは、魚の種類によっても臭いの強さが違ってきます。魚を焼いた時の嫌な臭いの原因は魚から出た脂が焼けたときの臭いです。脂が多い魚ほど嫌な臭いが強くなってしまいます。淡白な白身魚と比べて青魚の方が臭いがきつくなります。

一人暮らしの部屋につく魚を焼いた時の臭いを抑えたいのなら、魚の種類を上手に選ぶことです。

来客がある予定の場合は青魚を避けて鮭の切り身など、臭いがきつくない魚を選ぶようにしましょう。
また、サンマにような姿焼きをする魚の場合は内蔵を取り除いてから焼くといいでしょう。内臓は脂が多いので嫌な臭いの原因にもなります。事前に内蔵を取り除いておくことで少しでも臭いを抑えることができます。

魚を焼いた後はすぐにグリルの掃除！グリルの臭いの取り方

魚を焼いた後のグリルもまた臭いの原因になります。

焼いた後にいつまでもそのままにしておくと、グリルに残った臭いが発生してきます。グリルを使った後は必ず洗うようにしましょう。

魚を焼いた直後はグリルの中はかなり熱くなっています。時間をおいてグリルの中が冷めたらすぐに洗うようにしましょう。食事を終えて食器を洗うタイミングでグリルを洗うようにすると良いです。
グリルの網などは取り外すことができるので、グリルの受け皿や網を引き出したら洗剤を使ってキレイに洗ってください。

グリルの中は狭くて掃除がしにくく、また、隅の方に魚の脂が残ってベトベトがとれないこともあります。そんなグリルの掃除には重曹水が便利です。重曹を水で薄めたら、布巾やボロ布に含ませて絞り、グリルの中を拭いていきます。スプレーボトルで作っておくと、吹きかけて拭くだけなので手軽にできます。隅の方はキッチンペーパーやボロ布を割り箸に巻きつけて重曹水を湿らせると良いでしょう。

魚をフライパンで調理すると臭いも掃除の手間も軽減できる！一人暮らしの料理を簡単にしよう

フライパンで魚を焼く場合はクッキングペーパーを使います。

クッキングペーパーを使うことで余計な油を使う必要もなく、グリルで焼いたときのように表面をパリッと仕上げることができます。
クッキングペーパーを使うことで掃除も簡単にできますよね。フライパンの上に直接魚を置いて焼くと、フライパンをきれいに洗っても魚の嫌な臭いだけがフライパンに残ってしまうことがあります。次にフライパンを加熱したときに魚の臭いがしてきて気になりますが、クッキングペーパーを使うと臭い対策もできます。