女性にとって忙しい朝。中でも一人暮らしの人は、朝食はパンとコーヒーで済ませてしまっているのではないでしょうか。
しかし、朝食は洋食よりも和食にして方がメリットが多いと言われています。この機会に和食に変えてみませんか。
今回は、一人暮らしの女性の朝食を和食に変えることで得られるメリットやおすすめの和食メニューについて説明します。簡単なメニューから始めましょう。
また、和食の朝食を毎日食べ続けるためのコツや食費の節約術もご紹介します。作り置きおかずやインスタント食品を上手に使うようにしましょう。
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一人暮らしの朝食を和食に変えることで得られるメリットについて
和食は日本人にとって馴染みのある食文化です。
一汁三菜という言葉を良く耳にしますが、これは和食の基本のスタイル。
ご飯、味噌汁、香の物の一汁一菜の他に、副菜が2~3品付きます。
この一汁三菜の食事は、栄養バランスが整っていて、健康的。
おかずには、魚、野菜、海藻類を主に使って調理をするので、低カロリーで低脂肪なメニューになります。
洋食ではバターやソーセージなどの動物性脂肪が多くなってしまうだけでなく、パンに含まれる高い糖質から血糖値の上昇が早くなりがちです。
和食はよく噛んで食べることからも、血糖値の上昇が抑えられ、満腹感を得られやすいので、食べるだけで健康的なのです。
しかも、毎日パンを食べるよりも、毎日お米を食べた方が経済面でもお得!
毎日の朝食を和食にすることは、私達を健康にするだけでなく、家計を助けることにもつながるのです。
一人暮らしの忙しい女性必見!和食の簡単朝食メニューをご紹介します
和食が健康に良い食事だと言うことがわかっていても、和食を作るのには時間と手間がかかるイメージがあるため、なかなか手がつけられないという方もいるでしょう。
しかし、朝食にする和食のメニューの中には、簡単にできるものも沢山あります。
手のこんだオカズを1品頑張ったら、後は簡単な料理で済ませることが出来ますよ。
一人暮らしにおすすめ!簡単にできる朝食メニュー
- 【冷奴】
1人用の豆腐を買っておけば、お皿に乗せるだけで簡単に冷奴になります。
刻んだネギをタッパーに入れて保存しておけば、鰹節と一緒に上に乗せるだけでトッピングまで簡単に完成です。 - 【だし巻き卵】
溶いた卵にだし汁と醤油、砂糖を入れて、巻くだけです。
巻くのが苦手な方は、スクランブルエッグのように細かく炒っても良いでしょう。 - 【お浸し】
ほうれん草や小松菜などを茹でて、だし汁に浸せば完成です。
お味噌汁を作る前に、サッとお湯で茹でれば、野菜の茹で汁で味噌汁が更に美味しくなります。 - 【焼き魚】
コンロで焼くのが面倒なら、フライパンを使って焼くと簡単に出来ます。
また、電子レンジで魚が焼ける便利なアイテムもありますので、用意しておくと電子レンジに調理をお任せできます。
一汁三菜の和食スタイルでは、小鉢や小皿など、使う食器が多くなりますが、朝は簡単にワンプレートに盛り付けるスタイルがおすすめです。
忙しい朝なので洗い物はラクにしながらも、見た目はおしゃれに食事を楽しみたいですね。
忙しい朝のために、和食のおかずを作り置きしておきましょう
作り置きおかずは、忙しい主婦の強い味方ですが、一人暮らしをする方にとっても非常に便利な調理方法です。
時間のある夜や休日などに、おかずをストックして、冷蔵庫に作り置きおかずが常に3品くらいはあるようにしておきます。
忙しい朝でも、皿に盛り付けるだけで簡単に朝食が出来上がるので、おすすめです。
作り置きの和食おかずのメニューも一人暮らしにおすすめ
- 【きんぴらごぼう】
千切りにしたごぼうと人参をごま油で炒め、調理酒、砂糖、みりん、醤油で味付けします。仕上げにいりごまを混ぜれば完成です。 - 【浅漬け】
カブ、白菜、きゅうりなど、好きな野菜をポリ袋に入れ、切り昆布、白だし、唐辛子を加えて冷蔵庫で浸け込みます。 - 【大根と鶏肉の煮物】
大根、鶏もも肉をフライパンで焼き、水、砂糖、調理酒、醤油、みりん、だしの素で煮れば完成です。 - 【こんにゃく煮】
板こんにゃくは手やスプーンでちぎって食べやすい大きさにします。包丁でカットするよりも味が染み込みやすいです。お湯で下茹でしておきましょう。
だし汁、醤油、みりん、鷹の爪をフライパンに入れて煮立たせたら、こんにゃくを入れて10分中火で加熱します。いりごまとごま油を回しかけたら完成です。 - 【かぼちゃの煮物】
かぼちゃ、水、砂糖、醤油、みりんを鍋に入れて、20分程度煮て汁を飛ばしたら完成です。
和食おかずは、他にもいろいろあるので、自分が好きなメニューを見つけてみて下さい。
一人暮らしの朝食にかかるお金を節約するために
朝食をしっかり作るとなると、それなりに食費もかかります。
健康的な食事をしたいけれど、そこにかけるお金がない…という方でも、節約方法を見直せば、毎日美味しく和食が楽しめますよ。
食費の節約術
- 安い食材を基本メニューに加える
油揚げ、納豆、豆腐、きのこ類、もやしなどの安い食材を毎日のメニューに1品以上使いましょう。
そうすれば、一食あたりの食費を削減できます。 - 冷蔵庫の無駄をなくす
せっかく買ってきた食材が、冷蔵庫の中で腐ってしまっては、お金の無駄です。
冷蔵庫の中身を使い切ってから買い物に行く、自分が調理できる食材だけを購入するなどの工夫をして、腐らせる食材はゼロにしましょう。 - 冷凍して余すことなく使う
魚、肉、野菜、は冷凍保存ができます。
買い物に行ったら、魚や肉は1回分に小分けにしてラップに包み、保存袋に入れて冷凍しましょう。
味噌汁に入れる具材は、あらかじめカットしてから冷凍すると便利です。
お湯の中に冷凍したまま入れて調理できるので、調理時間の短縮になりますよ。 - セール品、割引品を購入する
冷凍保存が出来るものは、割引商品を安く購入して、食費を浮かせましょう。
買ってきてすぐに調理、下処理すれば、多少鮮度が落ちたものでも問題なく食べられます。安いからといって買いすぎるのは節約にはなりませんので要注意!
毎日和食を食べ続けるためのコツ
毎日自炊を続けるためには、継続可能な範囲の作業に収めること、簡単に出来ることが大切ですね。
毎日、自宅を出るぎりぎりまで動き回っていたのでは、せっかく始めた和食生活は長続きしません。
できるだけ時短できる部分は時短して、自分に負荷がかかりすぎないように注意しましょう。
ごはんは冷凍しておく
白米は多めに炊いて、冷凍保存をするのがおすすめです。
ご飯専用の冷凍保存容器もありますし、ラップに包んで冷凍する方法もあります。
茶碗一膳分の白米は、電子レンジで1分程度で解凍できるので、毎日お米を研ぐよりも簡単です。
お惣菜を活用する
スーパーやコンビニでは、美味しいお惣菜が安く売られています。
全てを自分で作る必要はありません。
煮物や焼き魚など、手間のかかるものほど、時には出来合いのものにお任せしてラクをすることも大切です。