一人暮らしだとなぜか魚を食べなくなりますよね。魚が嫌いなわけではないのに、なかなか食べる機会がないという方も少なくはないでしょう。
理由を考えてみると、調理を面倒だと感じる。また魚が意外と値が張ることも理由の1つでしょう。
そこで簡単な魚の調理方法について、価格的にも手軽に魚を取り入れる方法についても紹介をいたします。
ぜひ参考にして、バランスの良い食事を心がけてください。
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一人暮らしでも簡単!魚の調理方法
日本人として生まれたからには、毎日洋食ばかりでは飽きてしまうという方も多いのではないでしょうか。
実家に居た時は、和食がほとんどだったけれど、一人暮らしをするようになってから和食が少なくなったという人も少なくありません。
特に、魚料理をするのに、調理や片付けの手間が肉料理と比べてかかるという点から魚料理をしない人もいるようです。
でも、せっかく魚介類が美味しい日本にいるのですから、栄養バランスにも優れた魚料理は、ぜひ取り入れたいものです。
魚料理と言えば、真っ先に思い付くのがシンプルな塩焼きなどの焼魚ですね。
コンロは持っているけれど、魚焼き器を洗う手間を考えると、焼き魚はしないという人もいるかもしれません。
魚はフライパンでの調理がおすすめ
フライパンに魚をそのまま乗せて火にかけると、加熱にムラが出来たり、魚の皮がフライパンにくっついたりということも起こります。
そこで、フライパンで魚を焼く時は、魚の下にクッキングシートを敷いてみましょう。
クッキングシートの表面にはシリコン樹脂やテフロンが加工されているため、物がくっつかないようになっています。
クッキングシートの上で魚を焼くことで、魚全体に均一に熱が行き渡り、調理後もフライパンが汚れないため、クッキングシートを捨てるだけという簡単な片付けで済むというメリットがあります。
一人暮らしでも煮魚を簡単に作る方法
タレが染み込んで、ほくほくの魚の身が白いご飯にぴったりの煮魚。
魚料理の中でも、”煮魚”になると、おふくろの味や、お店で食べる料理という印象が強い人もいるでしょう。
でも、プロの料理人から見ると、煮魚は料理の”コツ”を守れば、実は焼き魚よりも簡単という人も多いのです。
焼き魚は、魚の大きさや種類によっては、火の通りが弱くて中が生焼けだったり、火加減が強すぎて焦がしてしまうといったことも起こりがちですが、煮魚は、煮汁で魚をじっくりと煮詰めていく料理なので、そんな心配はありません。
煮魚は煮汁を先に煮立たせることがポイント
煮魚のタレをこってり目にすることで、煮る時間を短縮することも出来ます。
煮汁の材料を鍋で先に合わせて、煮立たせておくことがポイント
煮立たせることで、余分な水分が飛び、煮汁にとろみが付くので、魚の生臭さを消しつつ、味を早く染み込ませることが出来ます。
大きめのフライパンで面積が余る時は、魚に煮汁をかけながら煮詰めたり、落し蓋をしてフライパン内部で煮汁が魚に行き渡り、全体を均一に加熱することが出来ます。
煮汁は多すぎても少なすぎても駄目で、魚を鍋に置いた時、魚が半分浸るくらいの量がベストです。
一人暮らしの超簡単な魚レシピをご紹介
魚の味そのものを存分に楽しむためには、やっぱり”お刺身”ですね。
スーパーでお刺身を買ってきて食べるのも良いですが、刺身をアレンジすることでより味わいが広がる料理にすることも出来ますよ。
新鮮な魚で海鮮丼を!~切り落としを使って~
中でも、お得に買える魚の「切り落とし」を使うと、経済的にも見た目にも良い海鮮丼が作れます。
海鮮丼として手軽に食べるなら、刺身はタレに漬ける”漬け丼”がおすすめです。
醤油の他、しょうがやにんにく(手軽なチューブでも可)、ごま油をお好みで混ぜ合わせることで、風味豊かな漬け丼のタレが出来ます。
刺身は角切りで大きさを揃えることで、見た目も本格的になります。
刻み海苔をたっぷり振りかけて、豪華な海鮮丼を楽しんでみましょう。
魚調理が面倒な時は缶詰を利用するのもOK
魚と言えば、缶詰の魚を食べることも手軽な方法ですよね。
さんまの蒲焼やサバの水煮など、長期間保存出来る缶詰は、おかずがない時の救世主としても活躍します。でも、毎日缶詰ばかり食べていると、飽きてしまいますよね。
そんな時、缶詰を使ったアレンジ料理で魚料理をしてみましょう。
一人暮らしにサバ缶を丸ごと使ったサバハンバーグはおすすめ
おすすめは”サバ缶”です。
サバ缶は、文字とおり「鯖」の身が丸ごと入った缶詰です。
味も、大きく分けて水煮と味噌煮があり、違った味が楽しめるというのも魅力です。
鯖は青魚の代表で、栄養価も高い魚として知られています。
サバ缶を使った料理は人気があり、様々なレシピがありますが、個人的におすすめしたいのがサバ缶を使ったサバハンバーグです。
普通のハンバーグを作る要領で、サバ缶を丸ごと1缶使い、水気を切った木綿豆腐と合わせてハンバーグの形にして焼いていくだけという簡単な方法です。
肉を使うよりも断然ヘルシーで、サバの栄養をたっぷり取ることが出来ます。
サバ缶は水煮缶でも味噌煮缶でも、それぞれ違った味わいになるので、どちらを使っても美味しいハンバーグになります。
ポイントは、缶詰に入っている汁もすべて使うことです。つなぎには、片栗粉を使ってヘルシーに仕上げましょう。
同じタンパク質でも肉と魚両方の摂取を心がけましょう
私たちの体を作るのは、食物から取る様々な栄養です。
偏った栄養は、体にとっては良いことではないため、毎日の食事は栄養バランスを考えて摂ることが大切です。
肉にも魚にも独自の栄養素がある
魚が体に良いからと言って、魚ばかりを食べ続けるのはおすすめできません。
確かに魚には、肉にはない栄養素がたくさんありますが、反対に肉にも魚にはない栄養素があります。
そのため、3大栄養素の中でもタンパク質においては、肉や魚をバランス良く食事に取り入れることがおすすめです。
今日魚料理を食べるなら、明日は肉、さらに明後日は魚、というように、交互に取り入れることが効率の良い食事と言えます。
飽きずに、美味しく食べるために、素材を活かした料理方法を覚えるということは、単に料理の腕を上げるだけではなく、生きるための力にもなるのです。