一人暮らしをしていると、家に帰って誰もいない部屋は寂しく感じますよね。そんな時ペットがいたらなぁと考えることも少なくはありません。
しかし賃貸物件はペット不可のところが多く、また仕事や学校などで家を開けることが多いと世話ができないことも、ペット飼育を躊躇する点です。
そこで一人暮らしの条件を踏まえても、ペットとして飼育が可能な魚について、さらに飼育をしやすい種類についても紹介をいたします。飼育のしやすい魚にも注意点があります。十分に確認をしてから飼育を始めましょう。
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一人暮らしの方におすすめなペットは魚!その理由について
一人暮らしは楽しいこともたくさんありますが、一人ですからどうしても「寂しさ」は切り離せませんよね。
そんな寂しい気持ちを埋めるために、ペットを飼いたいなと思う人も多いことでしょう。
ペットの飼育はハードルが高い
ですが、「ペット可」の賃貸は家賃が高かったり、希望の場所に物件が無いという事もあります。
また、家を空ける時間が長いと、触れ合えなかったりとペットに寂しい思いをさせてしまい、そもそもペットを飼うことができるのかという問題もありますよね。また病気になれば金銭的にも負担がかかります。
それでもペットに癒やされたい寂しがり屋の一人暮らしさんには、「魚」をペットにすることをおすすめします。
魚をおすすめする理由は、単純にお世話が少ないから
犬の場合には、糞の始末など環境を整える他にも、食事や散歩が必要ですよね。
しかし、魚の環境を整えるのは水槽のサイズと飼育する個体数にもよりますが、週に1度程が目安です。
また、餌は与えますが、一日与え忘れたくらいでは全く問題ありません。
エサ代も犬や猫に比べる安いものです。
数日の旅行であれば全く問題ありませんし、鳴き声の心配もいりません。
まさに、忙しい一人暮らしの人にピッタリのペットですよね。
一人暮らしではじめて魚をペットにする場合
一人暮らしをしている人がはじめて魚をペットにする時には、小さな水槽から始めるのがおすすめです。
魚のお世話は水換えと餌やりが基本
水換えは水槽の水を抜いて新しい水を加えるのですが、大きな水槽になるほど大変になります。
水は想像以上に重たいですから。もちろん魚も1匹など少ない数からスタートしましょう。
たくさんの魚が群れで泳ぐ姿は美しくとても癒やされるものですが、時間のない初心者にはあまりおすすめできません。魚の数が多くなるほど水質は悪化しやすいのです。 水質が悪化するということは水換えしなくてはいけませんから、頻繁なお世話が必要になってしまうということです。
反対にたくさんの水で1匹だけを飼育していれば、水はあまり汚れないので水換え頻度は少なくて済みますよ。
はじめは小さめの水槽で1~2匹の飼育から始めるのがおすすめです。
一人暮らしで忙しくても飼いやすいペットの魚について
一人暮らしで魚をペットにするなら、丈夫な魚を選ぶのもポイントです。
予定が立て込んで水換えが遅くなってしまっても、丈夫な魚であれば耐えること出来ますが、水質に敏感な魚の場合にはすぐに体調を崩してしまいます。
場合によっては病気になってしまうこともありますから、はじめてなら丈夫で育てやすい魚がおすすめです。
飼育しやすい熱帯魚、「ベタ」か「アカヒレ」
どちらも雑貨屋さんなどで瓶に入れられて売られているのを見かける魚です。
アカヒレは「コッピー」というあだ名までついていますよね。
コッピーと言う名前はコップでも飼えるということからついたあだ名です。
なぜその様な環境でも大丈夫なのかというと、ベタは空気中から酸素を取り込む器官を持っていて、アカヒレは酸素の消費量が少ない魚なのです。
ペットとして魚を飼育する場合も確認を大家さんには確認をしよう
一人暮らしで飼うペットに魚をおすすめする理由は、お世話が少ないからだけではありません。
ペット不可の物件でも、魚の場合は大家さんに飼育の許可を貰えることが多いからです。賃貸契約をする時に熱帯魚の説明までされることはほとんどありませんよね。
ですから、小さな水槽であれば問題ないことも多いです。
大きな熱帯魚水槽の場合には、事前に相談するようにしましょう。
水槽には水を入れるので、大きなサイズの場合には重さもかなり重くなりますから、独断で進めるのは危険です。
こういったトラブルがおこないとも限りません。
大きな水槽の場合には、大家さんに相談する時に、トラブルに備えて保険の確認も忘れずに行いましょう。
魚をペットにする際に必要なものと心構え
一人暮らしでペットとして魚を迎える時には、最低限必要な物があります。
それは、水槽とろ過装置です。底砂や水草などもあると、更に良いですね。
熱帯魚の水槽に底砂や水草は見た目がよくなるだけではありません。
底砂は水質安定に欠かせないバクテリアの住処となりますし、水草はバクテリアが水中の余分な養分を使ってくれます。
生体濾過が上手にサイクルすることで、水質が安定するのです。
ベタやアカヒレは瓶などで売られることが多いですが、ペットとして飼育するなら出来るだけ元気に生き生きと過ごせる環境を用意してあげたいですよね。
ろ過装置は無くても問題ないように思えますが、ベタやアカヒレは汚れた水を好むわけではありません。
水質を安定させることは、魚の飼育者が最低限行うべきお世話だと思います。
犬や猫に比べると熱帯魚の命は軽く考えられがちですが、魚も一つの命です。